はとの想い③

  ~たすけあいはとぽっぽのメインスタッフが活動の合間に感じた事を綴ります~

 

コロナ禍で2年目の夏を迎えようとしています。

実家を離れて30年、九州へ毎年必ず帰省していましたが、コロナという想定外の出来事により、この夏で、もう2年帰省できない事になります。会いたい人に自由に会う事を、規制されるなど想像もしていませんでした。

九州を感じようと、今流行りの「お取り寄せ」を色々試してみました。柔らかくてそれでいて弾力がある「ごぼ天うどん」、目玉焼きまで冷凍されてきた「佐世保バーガー」、有名な料亭「吉宗」の「茶碗蒸し」、島原名物「寒ざらし島原市の美しい湧き水で作る極上白玉)」など、家に居ながらにして、びっくりするものまで味わえる良き時代!ステイホームと相まって、更に体が重くなったのは気のせいではないようです。

食してみるほどに、口から郷愁が深まるのは食いしん坊の私だけでしょうか!? 「想い出は食と共にある」私だけの?自説です。

尊い命を奪い、人々を規制し、社会を分断し、経済を苦境に陥れた感染症スマートフォンの画面越しに見る義母は少し痩せたようでした。当たり前の日常が戻る日々が待ち遠しい限りです。